井岡一翔の対戦候補 WBCスーパーフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダを紹介

典型的なメキシカンスタイルを信条とするエストラーダは、ニカラグア初の4階級を制覇したローマン・ゴンサレスと三度対戦し2勝1敗で勝ち越している実力者です。メキシコの英雄、ファン・マヌエル・マルケスを彷彿とさせる外見に加え、ファイトスタイルも非常に似ています。メキシカン特有のボディ打ちの名手で、攻撃の起点としてボディブローを多用します。ファイトスタイルは、ガードを高くあげて小刻みにリズムをとりながら手数を多く出し、ボディブローを絡めたコンビネーション攻撃を得意としています。エストラーダはパンチが届かないようなところから、すっと踏み込んで、相手のボディへ右アッパー、顔面への変則気味の右ストレートをヒットさせています。エストラーダは、狙ったところに拳を滑り込ませてヒットさせる「当てカン」にすぐれているのだと思います。相手が攻め込んできた場合はガードとステップワーク、時にはボディワークを使ってかわすテクニックも持ち合わせた器用な選手です。

井岡一翔と対戦した場合の結果予想!

井岡は、2023年大晦日にエストラーダとの統一戦を希望しており、交渉中であることが報道されています。もし、エストラーダと対戦することになれば、井岡にとって、非常に厳しい試合になることが予想されます。井岡一翔のディフェンステクニックはエストラーダのそれを上回っていると思いますが、オフェンス、特に中間距離における攻撃力はエストラーダが上回っているように思います。早いラウンドでのKO決着の可能性は低いと思います。中盤あたりまでは、井岡のディフェンスが崩れないと思いますが、エストラーダの攻撃が中盤以降、徐々に当たり始め、そのまま判定までもつれ込むように思います。エストラーダの判定勝利を予想します。

エストラーダのプロフィール

生年月日
プロデビュー
1990.4.14
2008.8.30(3-0判定勝利)
出身地メキシコ
身長・リーチ163㎝・168㎝
スタイル右ボクサーファイター
プロ実績47戦44勝(28KO)3敗
実績元WBAスーパーフライ級スーパー王者(2010.10.2獲得)
元WBAフライ級スーパー王者(2013.4.6獲得・5度防衛)
元WBOフライ級王者(2013.4.6獲得・5度防衛)
元WBCスーパーフライ級王者(2019.4.26獲得)
元WBAスーパーフライ級スーパー王者(2021.3.13獲得・翌年8月返上)
WBCスーパーフライ級王者(2022.12.3獲得)

能力評価

ファン・フランシスコ・エストラーダの能力評価
Ability Assessment
階級:スーパーフライ級
項目
Item
評価
Rating
パンチ力
Punching Power
パンチの速さ
Punching Speed
フットワーク
Footwork
技術
Technique
体力
Physical Power
防御
Defense
持久力
Endurance
※ 評価の標準は”3”です。
  The standard for rating is “3”.

過去の試合

2013年4月6日 WBAスーパー・WBOフライ級王者ブライアン・ビロリアへの挑戦

対戦当時、フライ級最強と言われたフィリピンのブライアン・ビロリアとの試合です。序盤はビロリア優勢で進みましたが、中盤以降、ボディ攻撃を起点に盛り返し、最終回にはビロリアをダウン寸前に追い詰め、2-1の判定でエストラーダが勝利しました。

2021年3月13日 WBAスーパーフライ級タイトルマッチ
WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレスとのWBA・WBC統一戦

ローマン・ゴンサレスとエストラーダの再戦です。ゴンサレスが前にでて、エストラーダが迎え撃つ展開になり、接戦でしたが、結果は1-2判定でエストラーダが勝利しました。

WBAスーパーフライ級王者 井岡一翔の記事はこちら
WBOスーパーフライ級王者 中谷潤人の記事はこちら