世界王座連続防衛13度の日本記録保持者、”カンムリワシ”具志堅用高とは
ジム経営から撤退、メディアで活躍する具志堅用高の現役時代を振り返る。
具志堅用高は現在はテレビ、YouTubeチャンネル”ネクストチャレンジ”などで活躍する元プロボクサーのタレントですが、プロボクシングでは世界王座を13度連続防衛した日本記録を残し、現在も破られていません。
日本のジム所属選手の世界王座連続防衛記録
| 順位 | 選手名 | 防衛回数 | タイトル |
| 1 | 具志堅用高 | 13 | WBAライトフライ |
| 2 | 山中慎介 | 12 | WBCバンタム |
| 3 | 内山高志 | 11 | WBAスーパーフェザー |
| 4 | 長谷川穂積 | 10 | WBCバンタム |
| 5 | 勇利アルバチャコフ | 9 | WBCフライ |
| 6 | 徳山昌守 | 8 | WBCスーパーフライ |
| 6 | 亀田興毅 | 8 | WBAバンタム |
| 6 | 寺地拳四朗 | 8 | WBCライトフライ |
| 9 | 新井田豊 | 7 | WBAミニマム |
| 9 | 西岡利晃 | 7 | WBCスーパーバンタム |
| 9 | 井上尚弥 | 7 | WBOスーパーフライ |
| 9 | 田口良一 | 7 | WBAライトフライ |
具志堅用高のプロフィール
| 生年月日 プロデビュー | 1955.6.26 1974.5.28 (18歳・4R判定勝利) |
| 出身地 | 日本 沖縄県石垣市 |
| 身長 | 162㎝ |
| スタイル | 左ボクサーファイター |
| プロ戦績 | 24戦23勝(15KO)1敗 |
| 実績 | 元WBAライトフライ級王者 (1976.10.10獲得・13度防衛) |
軽快なフットワークとサウスポースタイルから繰り出す強打
具志堅用高のファイトスタイルの特徴は、軽快なフットワークで刻むリズムと左右のパンチをコンビネーションで打つ点です。しかも、左ストレートの威力は強力で、13度の防衛戦のうち10回をKOで勝利しました。具志堅のパンチ力は、フットワークと体の回転を一体化して生み出されているため、上半身に力みがありません。当時、WBAのタイトルマッチは15ラウンド制で、勝つためのスタミナ配分も重要なことでした。具志堅は理にかなったファイトスタイルで戦っていました。現在のボクシングに当てはめても技術レベルが非常に高いと思います。
過去の試合①
タイトルを獲得した試合では、王者が圧倒的有利との予想でした。当時王者のグスマンは26戦25勝(20KO)1敗の戦績で、その強打から”リトル・フォアマン”とよばれていました。対する具志堅はプロ9戦目で世界的には無名でした。
1976.10.10
WBAライトフライ級タイトル獲得
ファン・グスマン戦 7RKO
1977.10.9
V3 モンシャム・マハチャイ戦 4RKO
1978.1.29
V4 アナセト・バルガス戦 14RKO
過去の試合②
1978.5.7
V5 ハイメ・リオス戦 13RTKO
1979.1.7
V7 リゴベルト・マルカーノ戦 7RKO
過去の試合③
1979.4.8
Ⅴ8 アルフォンソ・ロペス戦 7RKO
1979.10.28
Ⅴ10 チト・アベラ戦 7RKO
1980.6.1
Ⅴ12 マルチン・バルガス 8RKO
