【注目選手】スーパーミドル級、無敗のホープ、エドガー・ベルランガ
2月25日(日)スーパーミドル級12回戦で18戦無敗のパドレイグ・マックローリーと対戦
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エドガー・ベルランガは、2016年のデビュー戦から16連続1ラウンドKOを記録した26歳のプエルトリコ系アメリカ人です。ベルランガはスーパーミドル級で、ランキングはWBC10位、IBF6位、WBO4位につけていて、2月に行われる世界ランカー同志の対決に勝利すれば、近い将来、統一チャンピオンのサウル・アルバレスへ挑戦する可能性もでてきます。
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両者比較
| エドガー・ベルランガ | 項目 | パドレイグ・マックローリー |
|---|---|---|
| 1997.5.18 | 生年月日 | 1988.6.20 |
| 2016.4.29 (1RKO勝利) | プロデビュー | 2017.6.10 (4R判定勝利) |
| 米国 | 出身地 | イギリス |
| 185cm | 身長 | 185cm |
| 185cm | リーチ | cm |
| オーソドックス | スタイル | オーソドックス |
| 21戦全勝(16KO) | プロ戦績 | 18戦全勝(9KO) |
| NABOスーパーミドル級王者 | 実績 | WBCインターナショナルシルバースーパーミドル級王者 IBOライトヘビー級王者 |
スーパーミドル級12回戦・ベルランガ VS マックローリー 試合予想
力の差は歴然です。スピード、パワーともベルランガがマックローリーを上回っています。マックローリーの変則気味なスタイル、タイミングを外すパンチでは、ベルランガの前進をさばくことができず、強打を被弾してしまうと思います。この試合は、早い回で終わると思います。3ラウンドまでにベルランガがマックローリーをノックアウトすると予想します。
エドガー・ベルランガの弱点
ベルランガは、ハードパンチャーですが、少し気になるところがあります。ベルランガは、相手にプレッシャーをかけながら距離を詰めていって強打を当てるという攻めることに重点を置いた戦い方をします。距離を詰めていくということは、相手のパンチも届く射程圏内に身をおくということですので相手もパンチを打ち返してきます。また、強打を当てようとする意識が、自然と重心を前方におくことになります。要するに、相手の攻撃を受けた場合のダメージをもろに受けてしまう危険性があるのです。さらに、ベルランガは、相手の攻撃を上体の動きとパーリングでかわすことが多いのですが、正面からの攻撃には対応できても、いきなり横から攻撃された場合に、若干の不安があります。もうひとつ気になるところは、ボディに不安があるように思います。過去の試合を見ると、トランクスを引き上げるような動作をよく見せることがあるのです。ボディを打たれたときにこのような動作が無意識のうちにでてしまっているように思うのです。防御テクニックが優れていてベルランガの攻撃を防ぎながら、カウンターのフックやアッパーが打て、かつ、ボディと顔面を打ち分けて攻撃できる選手であれば、ベルランガを攻略してくるのではないかと思います。
ベルランガ過去の試合
2023年6月24日
VS ジェイソン・クイグレイ
12R判定3-0
クイグレイは身長185cm、リーチ182cmのイギリス人で、当時の戦績は20勝14KO2敗でした。2ラウンドまではクイグレイがうまく距離をとりながらアウトボクシングでベルランガの強打を避けていましたが、3ラウンド、ベルランガのプレッシャーによってロープに詰まり、パンチを避けようとダッキングして上体を下げたところに、ベルランガの打ち下ろしの右ストレートを顔面に受けて、この試合、初のダウンとなりました。5ラウンドになると、ベルランガのプレッシャーでロープを背にすることが多くなったクイグレイが、ベルランガの左右の強打で攻め込まれるシーンが目立ってきて、ベルランガの左ボディブローでクイグレイが2度目のダウン。12ラウンドにも最初のダウンと同じコンビネーションでクイグレイがダウン。ノックアウトにはならなかったものの、パンチ力に勝るベルランガのワンサイドゲームとなりました。
2021年10月9日
VS マルセロ・コセレス
10R判定3-0
対戦相手はアルゼンチンのコセレスはオーソドックススタイルで当時30勝(16KO)2敗1分の戦績のキャリアが豊富な選手で、身長182cm、リーチ175cmと、体格ではベルランガが若干上回っていました。試合が始まると、ベルランガがプレッシャーをかけながら前進し、コセレスが下がる展開で進みました。しかし、ベルランガは4ラウンドあたりから、コセレスの左フックや右ストレートを顔面に受けるシーンが目立ち始めたのです。上体の動きとパーリングでパンチをはずしながら前進するベルランガに対し、コセレスがフットワークを使ってアウトボクシングで対抗しました。9ラウンド、ベルランガがロープを背にしたコセレスに左フックから右ストレートを打とうとしたところに、コセレスのカウンターの右フックをもろに受けてダウンしました。ベルランガは立ち上がりましたが、かなりダメージはあったと思います。結果は3-0判定でベルランガ勝利となりましたが、ベルランガにとって試合内容はかなり苦戦した内容であったと思います。
マックローリー過去の試合
2022年10月22日
VS レオン・ブン
6RTKO
対戦相手のレオン・ブンはドイツ出身、身長181cm、当時の戦績は18戦全勝9KOで無敗同志の対戦でした。マックローリーは、初回から、左のガードを下げ、リラックスした状態で、変則気味なパンチを放ちました。2ラウンド、マックローリーがけん制気味に放った左ロングフックでレオン・ブンがぐらつきダウンしました。そのあと、マックローリーが試合を終わらせようと攻勢にでましたが、ラッシングパワーにかけ、フィニッシュできず、2ラウンドが終了しました。3ラウンドには、マックローリーの右ストレートがブンの顔面をとらえ、ダウンを追加しました。この試合では、マックローリーが勝利しましたが、防御が甘く、大振りなパンチ、サウスポーにスイッチして放つ左ストレートはうち終わりに体が流れるなど、見栄えがよくありませんでした。
2023年8月4日
VS スティード・ウッダール
10ラウンド判定3-0
この試合でマックローリーはガードを高く上げ、大半をサウスポースタイルで戦いました。サウスポーで戦いながら時々、右構えでパンチを放つなど、変則気味なタイミングでパンチを打っていました。スピードはさほど感じません。マックローリーは、のらりくらりとした動きから、急にパンチを放つなど、相手の意表をつき、タイミングを外して戦うスタイルだと思いました。

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