【試合結果】WBO世界スーパーフライ級戦、1位田中恒成、判定勝ちで最速4階級制覇!
田中恒成がWBOスーパーフライ級2位、クリスチャン・バカセグアを3-0判定で下して完勝!
2024年2月24日
WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
1位 田中恒成
VS
2位 クリスチャン・バカセグア(メキシコ)
3年2か月振りの世界戦で”新スタイル”でタフなメキシンカンを完封
試合総括
バカセグアは、オーソドックスの構えから、積極的に攻撃を仕掛けていました。実践の中で習得したことを伺わせる、クセのあるパンチの軌道でパンチ力も侮れない雰囲気がありました。田中恒成は、バカセグアの動きを冷静にみて、ボディワークとポジションとりに注意しながら、バカセグアの攻撃を防ぎ、鋭いパンチで応戦していました。
フットワーク、パンチのスピードと正確性、ディフェンス技術との田中恒成が上回っていると思いました。ただ、バカセグアのパンチはかなり力強さを感じ、まともにもらうと危険なパンチ力であったと思います。
中盤になるとバカセグアの動きが鈍くなり、第8ラウンドにはバカセグアが田中のボディブローで効いた素振りを見せたところに田中が連打をまとめ、バカセグアが初めてスタンディングダウンをとられました。
9ラウンドになると両者の動きにははっきりとした差がありました。こうなると田中がいつKOでフィニッシュするかという視点で試合を見るようになっていたのではないかと思いますが、バカセグアは根性でこれを拒否、タフネスさを発揮しました。試合は判定となり、田中が3-0で勝利しました。
ボクシングスタイルの完成度が高まった田中恒成
田中恒成のボクシングスタイルの完成は非常に高くなっています。田中の特徴は、なんといっても”バランスの良さ”です。それは自在のフットワークでポジションを変えてもバランスを崩すことがなく、切れのあるパンチが打て、相手のパンチをボディワークではずすことができます。約3年前の井岡一翔との一戦では、田中の唯一であるといっていい「ガードが下がる」ディフェンスの弱点をつかれ、KO負けを喫しましたが、動きのなかで、ディフェンスを意識した様子がみられ、弱点を克服したとをこの試合で証明できたと思います。

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