IBFフェザー級3位亀田和毅、2位ドラミニに2-1判定で雪辱!勝利するも課題を残す結果
次戦はIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオへ挑戦か?
5R、ドラミニから連打でダウン奪うも倒し切れず評価が分かれる判定へ
8月24日(土)IBF世界フェザー級挑戦者決定戦として、IBF同級3位、亀田和毅が10か月前に判定で敗れた、同級2位レラト・ドラミニと再戦し、2-1判定勝利を収めました。
亀田は、前回のスタイルと違い、ドラミニに対して常に前進、絶えずプレスをかける戦法で臨みました。ドラミニは亀田の戦法を予想していたのか、長い両腕を高く上げてガードを固め、足を使ってアウトボクシング。亀田の打ち終わりを狙う戦法で応戦しました。
ドラミニのガードを気にせず、プレスをかける亀田でしたが、ドラミニの固いガードを中々崩せず、有効打を打ち込むシーンは少なかったかもしれません。それでも、5Rにドラミニをロープに詰めて連打、ガードをすり抜けた右が一発ドラミニの顎をとらえました。よろめいたドラミニに対して亀田はさらに連打をフォロー。亀田の連打から遠ざかろうとバックステップした足がもつれてドラミニがダウン。立ち上がったドラミニはダメージが明らかでしたが、亀田は仕留めきれませんでした。
5Rのラッシュと常にプレスをかける戦法で亀田はスタミナを消耗、判定となりましたが、前進するファイトスタイルで最後まで戦いきった亀田にとって、収穫と課題が確認できた試合になったことでしょう。
亀田和毅が目指すスタイルは?
ドラミニ第2戦で見えた課題は、5Rに連打でダウン寸前まで追い込みながら倒し切れなかったところ、常に前進し手数を出したものの、相手のダメージを確実に積み上げられなかったところが課題だと思います。亀田の長所は、スピードとフットワーク、パンチの「切れ」にあることが再確認できたと思います。
亀田和毅がさらに強くなりフェザー級タイトルを獲るために
手数を減らすことなく、連打を打つ際にはその中の一発を確実に相手の急所にきめる正確性を上げ、ラウンドを重ねるごとに相手にダメージを蓄積させることが重要です。これまで培ってきたスタイルに、前進してプレスをかけるスタイルを加え、一つの試合の中でスタイルを変化させて戦う柔軟性も必要です。相手の隙を確実に突くボクシングを高いレベルで実行できれば、3つ目の階級を制覇することも不可能ではありません。
フェザー級タイトル獲得への懸念材料
33歳という年齢、長く戦ってきた自分では気付かない体のダメージもあると思いますので、フェザー級トップ選手のパンチを受けたときの耐久力がどれほどあるのかという点が懸念されるところです。相手の得意パンチを極力もらわないこともタイトル獲得には大切です。
亀田和毅 VS レラト・ドラミニ第1戦の記事はこちら
