WBOアジアパシフィックミニマム級タイトルマッチ
井上尚弥アンダーカードに好勝負がありました!
”雑草”挑戦者高田の気迫が”スマート”王者小林を判定2-1で下す!
井上尚弥4団体タイトル防衛戦アンダーカードで放送されたミニマム級地域タイトル戦は対照的なスタイルの選手が対戦する非常に面白い試合でした。
王者小林豪己は8戦目で獲得したタイトル2度目の防衛戦、挑戦者高田勇仁は、4度防衛した日本タイトルを返上、26戦して8回の負けを経験しているボクサーです。
試合開始前の高田のぎらついた目が印象的でしたが、試合が始まるとボクシングスタイルも面構えにあった積極性が目立ちました。左ジャブを多く出し、強烈な右アッパーを再三放ち、これが小林のガードの真ん中をすり抜けるようにヒット。このパンチが非常に効果的でした。一方、王者小林は、フェイントを交えたスピードとタイミングを見せセンスを感じさせました。相手の攻撃に対して上体を柔らかくしならせて打つカウンターの左ボディブロー。時折左をだらりと下げて、カウンターの左フックを狙う様子が伺えました小林は”スマート”、高田は”雑草”、対照的なスタイルでした。今日の高田は、小林の戦法は関係ないといった感じで、積極的に自分から仕掛けることが多く、”打ち勝つ”という気迫で常にプレスをかけ、からだのひねりを十分にきかせた強烈な右アッパーで小林にダメージを与えました。10ラウンドを過ぎると高田がペースダウンしましたが、最後まで気迫は衰えませんでした。
非常に見ごたえのある試合でした。
