ジョンリル・カシメロとはいったいどんな選手なのか?
ジョンリル・カシメロ、近年の動向
ジョンリル・カシメロはライトフライ、フライ、バンタム級の世界3階級制覇王者です。バンタム級世界王者であった井上尚弥の対戦候補にもあがったこともありましたが、リング外での素行が悪く、対戦は実現しませんでした。しかし、ゾラニ・テテを3RTKO、ギレルモ・リゴンドーを判定で下しています。2022年12月3日には、韓国で日本の赤穂亮と対戦し、カシメロが赤穂の後頭部を打ったことで試合続行ができなくなったとの判断で一時は無効試合との裁定が下りましたが、のちにカシメロのKO勝へ変更されました。実は、この試合で、赤穂は試合中の記憶がなくなるほどのダメージを負っていたと語っています。およそ半年後には、13戦12勝11KO1敗のナミビアの強打者、フィリップス・ンギーチュバとの打ち合いを制して判定で勝っています。カシメロは、依然、世界トップレベルの実力を維持していると思います。
オフェンスの特徴
カシメロの特徴は、速いフットワークとパンチングスピードです。あまり、リードパンチを打たず、いきなり右フックを放つなど、変則的な攻撃を得意としています。相手向き合っているときには、渾身の一撃を食らわせるチャンスを常にうかがっているように感じます。無駄打ちはかなり少ない選手だと思います。ただ、パンチ力は桁外れに強いと思います。
カシメロの攻撃は、型にとらわれず、パンチを打つ角度とタイミングに意外性があるのだと思います。
ディフェンスの特徴
ディフェンスのために両腕を上げたガードはほとんどしません。相手の攻撃は、上体を柔らかく動かしながら、距離を調整して、ぎりぎりのところではずしています。絶妙な距離感が優れているように思います。
プロフィール
| 生年月日・プロデビュー | 1989.2.13・2007.6.3(フライ級) |
| 出身地 | フィリピン オルモック |
| 身長・リーチ | 163cm・164cm |
| スタイル | 右ボクサーファイター |
| 実績 | 元WBOライトフライ級王者(2009.12.9獲得・初防衛失敗) 元IBFライトフライ級王者(2012.2.10暫定王座獲得・正規王者認定・4度目の防衛戦で体重超過により剥奪) 元IBFフライ級王者(2016.5.25獲得・返上) 元WBOバンタム級王者(2019.4.20獲得・4度防衛・2度の試合キャンセルにより剥奪) |
| プロ戦績 | 37戦33勝(22KO)4敗 |
能力評価
| ジョンリル・カシメロの能力評価 Ability Assessment 階級:スーパーバンタム級 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 項目 Item | 評価 Rating | ||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| パンチ力 Punching Power | ☆ | ||||
| パンチの速さ Punching Speed | ☆ | ||||
| フットワーク Footwork | ☆ | ||||
| 技術 Technique | ☆ | ||||
| 体力 Physical Power | ☆ | ||||
| 防御 Defense | ☆ | ||||
| 持久力 Endurance | ☆ | ||||
The standard for rating is “3”.
過去の試合
2019.11.30 VS ゾラニ・テテ WBOバンタム級王座決定戦
身長175cm、リーチ182cmのテテを不利と言われていたカシメロが3Rにノックアウトした試合です。カシメロの知名度が一機に広がった試合でした。

[…] カシメロの紹介はこちら […]