井上尚弥の注目発言!「スーパーバンタムは適正階級。あと2年はスーパーバンタムで」
対戦候補が一気に絞られる!第一候補はルイス・ネリか?
12月26日行われたマーロン・タパレスとのスーパーバンタム級4団体統一戦に勝利した井上尚弥は、試合後の記者会見で、注目される今後の方向性について、「あと2年程度、スーパーバンタム級で戦う」ことに言及しました。この発言で、当面はフェザー級に階級を上げることがないと思われ、対戦候補はスーパーバンタム級の誰かということに絞られることになりました。
井上尚弥、スーパーバンタム級の対戦候補選手
1.ルイス・ネリ
2.ムロジョン・アフマダリエフ
3.ジョンリエル・カシメロ
4.サム・グッドマン
※ 各選手の紹介記事があります。選手名をぜひクリックしてご覧ください。
すでに「ルイス・ネリ」の名前が一部で報道されていますが、次戦の対戦候補としてもっとも可能性が高い選手は、確かにルイス・ネリだと思います。
井上が当初から保持しているベルトがWBCであること、ルイス・ネリはWBCでの実績が高く評価されているため長期にわたってWBC世界ランク上位をキープしていて、挑戦者決定戦にも勝利しているためです。
ルイス・ネリは、かつて日本でのタイトルマッチにおける2度の失態から日本国内で試合ができないことになっていましたが、早くもこの処分が取り消されるという報道もあり、いよいよ現実味を帯びてきています。
井上尚弥の最も強敵となる選手は?
間違いなく「ムロジョン・アフマダリエフ」です。アフマダリエフはWBAの挑戦者決定戦で勝利して王座挑戦の権利を持っていますが、次戦で対戦する可能性は2番手だと思います。
4団体王座をいつまで保持できるか?
4団体王座を保持したまま、スーパーバンタム級で戦うには、いずれ保持する王座を選択しなければならない時が来ると思います。WBAとWBCには挑戦権を持った選手がいますし、残りの2団体のトップコンテンダーは別の選手です。誰を次期対戦相手に決めるかによって、返上するベルトが生じる可能性があります。
フェザー級への階級アップ、現時点では危険。
井上尚弥は、キャリアの終盤には階級をフェザー級へあげて5階級制覇も視野に入れているようですが、現時点での階級アップは危険であると思います。フェザー級には井上尚弥の体格をはるかに上回る選手がゴロゴロいるため、井上尚弥の強打を対戦相手が耐えてくる可能性があります。これまで倒せていた試合が、中々相手が倒れない状況が増えてくることが予想され、戦い方を変える必要が生じると思います。スーパーバンタム級では、初戦でいきなりスティーブン・フルトンとのタイトルマッチ、2戦目でマーロン・タパレスとの4団体王座統一戦と、スーパーバンタム級の試合をまだ2戦しか経験していないのです。ただ、この階級では、相手との体格差はあまり気になりません。むしろ、井上尚弥の方が体格的に大きく見えることさえあります。しかし、フェザー級となるとそうはいきません。レイ・バルガス(身長172cm)、ブランドン・フィゲロア(身長173cm)、ラファエル・エスピノサ(身長185cm)など、井上尚弥の体格を大きく上まわっている選手がいますので、さすがの井上尚弥も、これまでのようにガードの上から構わず打ち込んで一気にたたみかけるといった戦法はとれないと思います。フェザー級で戦うには、フェザー級の試合に対応できるフィジカルの強さと、絶対に打たせない鉄壁のディフェンステクニックをさらに向上させ、打たせずに打つボクシングスタイルを確立する必要があります。
