井上尚弥、マーロン・タパレスを10RTKOでスーパーバンタム級4団体王座統一!
12月26日のWBA、WBC、IBF、WBOスーパーバンタム級王座統一戦は10ラウンドに井上尚弥がマーロン・タパレスのテンプルへ右ストレートをヒットさせ、TKOで勝利しました。
戦前は、井上尚弥圧倒的有利との大方の予想でしたが、試合が始まるとガードをしっかりと固めたタパレスが井上の強打をことごとくブロック、重心を極端に後ろにおいて、井上の右ストレートを徹底的に警戒するなど、ディフェンシブなスタイルで意外なスタートとなりました。4ラウンド終了間際、井上の左フックがタパレスの顔面をとらえ、タパレスがダウン。立ち上がったタパレスはゴングに救われました。5ラウンドは、井上が一気にたたみかける攻勢にでましたが、タパレスがここで踏ん張りました。井上の攻勢を何とかしのいだタパレスが右リードパンチで井上の顔を何度か跳ね上げ、左のボディブローで反撃を見せました。タパレスは極端な後ろ重心かつ半身の姿勢をキープ、井上の左側に移動して右ストレートの射程圏外へポジションを移すなど、その動きは井上をかなり研究したことをうかがわせました。しかし、パンチ力に勝る井上尚弥は、粘り強くガードの上から構わず強打を打ち込み、ボディブローも交えてタパレスの体力を削り、9ラウンドあたりから、タパレスの極端な半身の姿勢が徐々に正面を向き始め、井上の右ストレートが当たりやすい角度が見えはじめ、10ラウンド、ついに井上の右ストレートがタパレスの顔面をとらえ、2発目の右ストレートでタパレスがダウン。ここで、蓄積していたダメージもあり、立ち上がる意志が薄れ戦意を失ったタパレスをみてレフリーが試合を止めました。
この試合ではタパレスの頑張りが目立ちました。逆に、井上尚弥の強打にタパレスがここまで耐えたことに、今後の井上尚弥の戦いが簡単ではないことを予感させる試合でもありました。
試合直前の記事はこちら

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