ホルヘ・リナレス、スーパーライト級で再起戦。対戦相手は世界ランカー、ジャック・カテラル

2023.10.22
WBAインターコンチネンタル
スーパーライト級タイトルマッチで
ジャック・カテラルへ挑戦
ホルヘ・リナレス

三連敗中のホルヘ・リナレスが、WBA世界ランキング7位のジャック・カテラルが保持するタイトルに挑戦します。
1985年8月生まれのリナレスは2023年に38歳になります。 これまでの戦績は55戦47勝(29KO)8敗です。

獲得した世界王座タイトルは、WBCフェザー級、WBAスーパーフェザー級、WBCライト級、WBAライト級の各タイトルで、3階級を制覇しています。これまで十分すぎるほどの実績を残している選手です。 いまだに現役にこだわり、今回、インターコンチネンタルタイトルへ挑戦しますが、最後の試合になるかもしれません。
今回のリナレスの試合に関してはあえて予想はしません。いや、したくありません。これまで素晴らしファイトを多くのファンに見せてくれた、リナレスの経歴を振り返ります。

ホルヘ・リナレスの経歴

リナレスは、ベネズエラ出身で、アマチュアで156戦151勝(100KO・RSC)5敗の高成績を残し、17歳のときに日本に来て帝拳ジムに入門し、その年にプロデビューしました。

リナレスのボクシングスタイルは、スタイリッシュで、スピード、センス、動きの切れは群を抜く存在で、世界チャンピオンは間違いないという完成度でした。

実際に、リナレスは、デビュー5年目で無敗のままWBC世界フェザー級タイトルを獲得しています。 しかし、フェザー級王者となった2年後の防衛線で、リナレスは、ファン・カルロス・サルガドに初回KO負けを喫し、打たれ脆さを露呈しました。彼は、その後も世界トップ戦線で戦い続け、時には、打たれ脆さが出てしまうこともありましたが、ワシル・ロマチェンコとのビッグマッチも見せてくれました。破れはしたものの、ロマチェンコからダウンを奪うなど、ファンの記憶に残る試合も多くあります。

リナレスが繰り広げた名勝負

2007年7月21日 WBCフェザー級暫定王座決定戦
オスカー・ラリオス(当時65戦59勝5敗1分)
 VS ホルヘ・リナレス(当時23勝14KO無敗)

【結果】
✖ ラリオス VS リナレス 〇 10RTKO

リナレスが初めて世界タイトルを獲得した試合です。チャンピオンのラリオスは、日本で6度の試合を行っています。ラリオスは2009年2月12日に日本の粟生隆寛と対戦し、0-3の判定で敗れ、そのまま引退しました。

2009年10月10日 WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ
ホルヘ・リナレス(当時27勝18KO無敗)
VS ファン・カルロス・サルガド(当時20勝14KO無敗1分)

【結果】
✖ リナレス VS サルガド 〇 1RKO

リナレスが有利との大方の予想の中、日本で試合が行われました。初回にサルガドの左ロングフックがリナレスのテンプルをとらえ、リナレスがダウン。一瞬、会場が静まり返りました。リナレスは何とか立ち上がったものの、ダメージが明らかで、サルガドの追撃を受け再びダウン、リナレスが初のノックアウト負けを喫しました。サルガドは、その後、内山高志の挑戦を受け、ノックアウト負けしています。

2017年9月23日 WBAライト級タイトルマッチ
ホルヘ・リナレス(当時45戦42勝(27KO)3敗)
VS ルーク・キャンベル(当時17勝(14KO)1敗)

〇 リナレス VS キャンベル ✖ 12R判定2-1

ルーク・キャンベルはロンドンオリンピックバンタム級金メダリストで、プロに転向後19戦目でリナレスの持つWBAライト級王座に挑戦しました。当時、キャンベルの戦績は、18戦17勝(14KO)1敗の成績でした。高度なテクニックを持ったキャンベルから素早いワンツーのコンビネーションでダウンを奪うなど、リナレスは、テクニックでキャンベルを打ち負かしましたのです。

2018年5月12日 WBAライト級スーパー王座決定戦
ワシル・ロマチェンコ(当時11勝8KO無敗)
vs リナレス(当時47戦44勝(27KO)3敗)

〇 ロマチェンコ VS リナレス ✖  10RTKO

6ラウンド、リナレスのノーモーションの右ストレートがロマチェンコの顎を打ち抜き、ロマチェンコが尻もちをつくようにダウンしました。リナレスは前半はほぼ互角に打ち合いましたが、ロマチェンコのボディ攻撃に徐々に失速、10Rついに力尽きました。

 

 


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