【注目選手】40戦無敗のメキシカン、ハイメ・ムンギア、スーパーミドル級転向第2戦
元王者ジョン・ライダーと対戦
※ 試合結果はこちら
2024年1月28日(日)
スーパーミドル級12回戦
WBC2位・WBO1位
ハイメ・ムンギア
VS
WBC12位・IBF10位・WBO10位
ジョン・ライダー
ジョン・ライダーに関する記事はこちら
| ハイメ・ムンギア | 項目 | ジョン・ライダー |
|---|---|---|
| 1996.10.6 | 生年月日 | 1988.7.19 |
| 2013.7.13 (2RTKO) | プロデビュー | 2010.9.10 (1RTKO勝利) |
| メキシコ | 出身地 | イギリス |
| 183cm | 身長 | 175cm |
| 178cm | リーチ | 183cm |
| オーソドックス | スタイル | 左ボクサーファイター |
| 40戦全勝(32KO) | プロ戦績 | 38戦32勝(18KO)6敗 |
| 元WBOスーパーウェルター級王者(2018.5.12獲得・5度防衛) WBOミドル級インターコンチネンタル王者(2020.10.30・3度防衛) | 実績 | 元WBAスーパーミドル級暫定王者(2019.5.4獲得) 元WBOスーパーミドル級暫定王者(2022.11.26獲得) |
ムンギア VS ライダー
試合予想
両者の過去の試合をみるとハイメ・ムンギアのパンチ力が目立った一方、ジョン・ライダーはフィジカルの強さがある割にはパンチ力がないという印象を受けました。ハイメ・ムンギアがほぼ一方的に試合の主導権を握るのではないかと思います。中間距離での打ち合い、接近戦での打ち合い、どちらになってもパンチ力の差が出ると思います。ハイメ・ムンギアの中盤でのノックアウト勝利を予想します。
ハイメ・ムンギア、過去の試合
2019年1月26日
WBOスーパーウェルター級タイトルマッチ
VS 井上岳志
12R判定3-0
ムンギア勝利
井上岳志は当時13戦12勝1分の戦績で、この試合で初黒星を喫しました。井上岳志は身長リーチとも173cm、筋肉質ではありますが、この階級では体格は小さい方だと思います。、ムンギアのリーチは178cmと身長の割にリーチはさほど長くはありません。ただ、それでも井上よりは長く、リーチ差を生かし、左ジャブを効果的に使って距離を支配していたのはムンギアです。フットワークを使って中間距離をキープ、ムンギアの左ジャブ・右ストレートのコンビネーションがスムーズです。また、ムンギアは、時折打つ左フックを顔面、ボディへ打ち分けています。4ラウンドにはいると、ムンギアは、ボディへの左アッパー、顔面を狙ったカウンターの右アッパーを見せました。ヒットはしませんでしたが、当たれば相手を一発で倒す威力がありそうです。接近戦では、井上が手数を出してムンギアが防戦にまわっていましたが、この試合では、ムンギアは接近戦で決定打をうまくかわしていました。
ムンギアは、体格差があったためにこの戦法を選択したのかもしれませんが、フットワーク、間合いの取り方、パンチ力と多彩性、どれもが高いレベルにあり、井上との差はありました。ガードを固めて愚直に前進し接近戦に活路を見出そうとする井上に対し、引き出しの多さが、そのまま勝敗を決したように思います。
2023年6月10日
WBCスーパーミドル級シルバー王座決定戦
VS セルゲイ・デレビャンチェンコ
12R判定3-0
ムンギア勝利
対戦相手のデレビャンチェンコは当時37歳、身長175cm、リーチ171cm、戦績14勝(10KO)4敗でした。初回から両者一歩も引かない打撃戦から始まり、3ラウンドにはロープ際に追い込まれたムンギアがデレビャンチェンコに連打され、あごが跳ね上がるシーンもありました。4ラウンドになると試合が落ち着き始め、ムンギアの距離で試合が進むようになりました。5ラウンドにはムンギアはフットワークを使って中間距離をキープ、コンビネーションでデレビャンチェンコをロープに詰めて連打し完全にペースをつかんだと思ったそのあと、今度はデレビャンチェンコが距離を詰めることに成功。左右のフックで応戦、左フックがムンギアをとらえてムンギアがよろめいて後退しました。ムンギアはこのピンチを何とかしのいでラウンドが終了しました。6ラウンド以降、一進一退の攻防が続きましたが、後半になるにつれて、疲れが見え始めたデレビャンチェンコのボディにムンギアの左フックがヒットしダウン。試合を終わらせようとムンギアが攻勢をかけましたが、そのまま判定となりました。
強豪選手セルゲイ・デレビャンチェンコ!
この試合でデレビャンチェンコが見せた戦い方は、体格的に劣る日本人選手にとって非常に参考になると思いました。身長リーチがなく接近してから力を発揮するタイプの選手でも、接近戦に持ち込むためのフットワークと体裁きができれば、長身でリーチがあってパンチ力がある選手に対向できることがよくわかる試合でした。ムンギアの強さが確認できた一方、デレビャンチェンコの強さも印象に残る試合でした。井上岳志は、この戦い方を参考にすべきです。
ジョン・ライダー、過去の試合
2023年5月6日
スーパーミドル級4団体統一王座戦
VS サウル・アルバレス
12R判定0-3
アルバレス勝利
ジョン・ライダーがアルバレスと対戦した試合です。両者は、体格、ボクシングスタイルも比較的、似ていると思います。しかし、ディフェンス力の差があったと思います。ライダーも手は出しているものの、アルバレスのガードに阻まれて、それがヒットせず、逆にアルバレスのパンチを顔面、ボディへ数多く受けて、顔面が赤く染まりました。5ラウンドには、コーナーに追い込まれたライダーがアルバレスの右ストレートを顔面に受けてひざをつくダウンを喫しました。この試合は、途中で終了するかと思いましたが、ライダーがタフネスを発揮して何とか踏ん張り、KO負けを免れました。
2022年2月12日
スーパーミドル級12回戦
VS ダニエル・ジェイコブス
12R判定2-1
ライダー勝利
ダニエル・ジェイコブスは、対戦当時40戦37勝(30KO)3敗のレコードでした。過去には、ゲンナジー・ゴロフキン、アルバレスとミドル級の王座をかけて対戦した経験をもつトップレベルの選手です。試合開始後は静かな展開が続きました。動きが出始めたのは7ラウンドからです。7、8、9ラウンドは、ライダーが体を寄せてジェイコブスを左右のパンチで攻勢をかけました。
この試合で、中間距離でジェイコブスに対峙するライダーの後ろ側の足の位置が非常に気になりました。ジェイコブスに対して極端な半身の姿勢をとっていたのです。この防御重視のスタンスでは、右リードパンチは出せますが、左ストレートは出し辛く、実際に左パンチが非常に少ないと思いました。さらには、ジェイコブスが左まわりの動きをみせていましたので、ライダーは余計に左パンチが出し辛くなっていたはずです。そもそも、自分から手を出して攻勢をかけるという意志が感じられませんでした。中盤にライダーがみせた接近戦ではスタンスが矯正され、左右のパンチがそこそこ出せていましたが、威力は感じませんでした。
2019年11月23日
WBAスーパーミドル級
VS カラム・スミス
12R判定0-3
カラム・スミス勝利
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