【注目試合】IBF世界ライトフライ級ダイレクトリマッチは前王者ノンティンガが10RTKOで雪辱!

予想外の接近戦をしかけたシベナティ・ノンティンガがアドリアン・クリエルを10ラウンド逆転ノックアウト!

2024.2.17
メキシコ・オアハカ
IBF世界ライトフライ級
タイトルマッチ
王者
 アドリアン・クリエル
VS
前王者
 シベナティ・ノンティンガ

※ 試合前の記事はこちら

※ ノンティンガがKO負けした第1戦目の記事はこちら

前王者ノンティンガが予想もしない、意外な戦法をとりました。ノンティンガは姿勢を低く頭をつけた接近戦を仕掛けたのです。クリエルもこれに応戦、激しい打撃戦となりました。接近戦はクリエルとしても得意とするところで、ボディブローを多用し、逆にノンティンガをロープ際まで押し込み、有利に試合を進めました。ところが、9ラウンド、ロープを背にしたノンティンガが放った左フックをあごに受けたクリエルが大きくぐらつきました。このラウンドはゴングに救われましたが、10ラウンド目のクリエルは前進してプレスをかけるものの、9ラウンドのダメージと疲れでパンチにスピードと力強さがなくなっていました。1分半すぎ、ロープへノンティンガを押し込んでいたクリエルが左フックを放った瞬間にノンティンガのカウンターの右フックを顔面に受け、またもぐらつき、クリエルがロープ際まで後ずさり、ノンティンガが猛攻をしかけ、スタンディンググダウン。エイトカウントで戦う意志を示したクリエルでしたが、今度はコーナーへ追い詰められてノンティンガの猛攻を受け、レフリーが試合を止めました。

8ラウンドまでは、クリエルがポイントではリードしていたと思いますが、9ラウンドの左フックをきっかけにしたノンティンガの逆転KO勝利となりました。

試合を見返してみると、ノンティンガのブロッキングを中心とした高いディフェンス技術、ブロックした直後に打ち返すパンチの正確さとそのパンチ力がクリエルを上回っていたように思いました。ノンティンガは後半に勝負をかけ、左フックを狙っていたのかもしれません。ノンティンガが接近戦でも強さを発揮できることを証明しました。