【注目選手】スーパーライト級リチャードソン・ヒッチンズを紹介!
4月6日にIBF挑戦者決定戦に出場予定。勝てばIBFスーパーライト級王者スブリエル・マティアスへ挑戦か?
リチャードソン・ヒッチンズは、WBAを除く主要3団体で世界ランク3位以内につけています。17戦全勝の期待のホープです。今回は、この選手を分析します。
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リチャードソン・ヒッチンズを調べるうちに、思いがけない、ダークホースを発見しました。
是非、記事を最後までご覧ください。
リチャードソン・ヒッチンズのプロフィール
| 生年月日 プロデビュー | 1997.9.26 2017.3.4(1RTKO勝利) |
| 出身地 | アメリカ |
| 身長 リーチ | 178cm 188cm |
| スタイル | オーソドックス |
| プロ戦績 | 17戦全勝(7KO) |
| 実績 | IBF北米スーパーライト級王者 WBCアメリカ大陸スーパーライト級王者 WBCスーパーライト級シルバー王者 NABOスーパーライト級王者 |
ヒッチンズは、ニューヨーク州ブルックリン区出身で両親はハイチ人、12歳からボクシングを始め、アマチュアでアメリカ代表の座をかけてゲイリー・アントゥアン・ラッセルと戦って敗れました。アメリカ代表に敗れたヒッチンズは、両親の母国、ハイチ代表としてリオデジャネイロ五輪にライトウェルター級で出場、初戦でまたもラッセルに敗れました。ゲイリー・アントゥアン・ラッセルもプロに転向しており、現在、WBCスーパーライト級3位、17戦全勝全KOを記録しています。ヒッチンズにとって、ラッセルは因縁の相手といえるでしょう。
※ ラッセルについては、後日、紹介する予定です。
【過去の試合】
2023年2月4日
IBF北米Sライト級
WBCアメリカ大陸Sライト級
VS ジョン・バウザ
地域タイトルをかけてジョン・バウザと対戦した試合です。バウザは当時17勝全勝7KOのサウスポー。無敗同志の対戦でした。ヒッチンズを見るのは、この試合が初めてです。第1印象は、左のリードパンチです。左ジャブの手数が多く、速く、まっすぐに伸びるジャブを打つ選手だと思いました。左リードパンチを攻撃の起点として、左ジャブを突きながら、機をみて右ストレートにつなげていましたが、このコンビネーションは非常に素晴らしいと思いました。実際にこのコンビネーションで4ラウンドダウンを奪っていました。ボディへの右ストレートもスムーズに打てていました。
【過去の試合】
2023年9月23日
IBF北米Sライト級
NABO・Sライト級
WBCシルバーSライト級
VS ホセ・ゼペダ
3つの地域タイトルをかけてホセ・ゼペダと対戦した試合です。ゼペダは、当時戦績40戦37勝(28KO)3敗とキャリア豊富なサウスポーの強打者でした。ヒッチンズとはスピードにかなりの差があり、ヒッチンズが得意の距離をキープし、左ジャブを多用し、左から右のコンビネーションで相手をコントロールしていました。
リチャードソン・ヒッチンズの特徴
ヒッチンズは、フットワークを使って一定の距離をキープし、左リードパンチを多く出して右ストレートへつなげる、いわば、基本に忠実なボクシングをする選手です。カウンターパンチもうまく、バランスもよく、パンチを避けるカンの鋭さもあります。ただ、全体的にきれいにまとまってはいるのですが、まとまりすぎていて迫力に欠けている感が否めません。もう少し決定力が欲しいところです。
2024年4月6日
IBFスーパーライト級
挑戦者決定戦
3位
リチャードソン・ヒッチンズ
VS
8位
グスタボ・レモス
無敗同士の対戦です。グスタボ・レモスは、突進力のあるファイタータイプでかなりの強打者です。フィジカルも強く、ヒッチンズにとっては非常にやりにくい相手だと思います。グスタボ・レモスの詳細は以降に記載しましたので、見てもらえればわかると思いますが、非常に危険な相手です。ヒッチンズが鋭いジャブを的確にあてて、レモスの突進をとめられるかどうかが勝敗を分ける鍵になると思いますが、レモスは、猪突猛進で攻めまくるだけではなく、重心を後ろにおいた構えでじわじわ距離を詰める戦い方も見せています。この試合、私は、グスタボ・レモスがリチャード・ヒッチンズをノックアウトするのではないかと予想します。
ダークホースは”グスタボ・レモス”
次の試合でヒッチンズが対戦するアルゼンチン出身のグスタボ・レモスは、2023年12月15日が直近の試合で、1ラウンドKO勝ちしています。戦績は29戦全勝19KOです。前回の試合で10連続KOを記録しています。ファイトスタイルは、じわじわと距離を詰めて左右の強打を強振するファイタータイプです。フィジカルの強さがあり、ボディブローで相手の動きをとめて顔面へ強打をたたき込む攻撃パターンを得意としています。チャンスとみると猛烈に突進して左右の強打を振るうところをみると、パンチ力に相当な自信を持っていると思います。

[…] ゲイリー・アントゥアン・ラッセルは、2014年にナショナル・ゴールデン・グローブライトウェルター級優勝、2016年リオデジャネイロ五輪にも出場した実績があります。アマ時代には、プロのスーパーライト級世界ランカー、リチャードソン・ヒッチンズに2度勝利しています。 […]