”EL Finito”リカルド・ロペス(前編)
無敗のまま引退した伝説のチャンピオン
“EL Finito” 素晴らしい男、”精密機械”と呼ばれた「リカルド・ロペス」を紹介します。
プロ、アマ通じ、敗戦することなく、世界王者のまま引退しました。ボクシングの完成度が非常に高い選手でした。両手のガードを高くあげ、フットワークを使って鋭く踏み込み、バリエーション豊富なコンビネーションでKOの山を築きました。私のなかでは、パウンドフォーパウンド第1位は?と聞かれたら迷わずこの選手を挙げます。
1990年から2001年まで約11年の間、WBC、WBAミニマム級、IBFライトフライ級の世界タイトルマッチを通算26回戦い続けたのは驚異的な記録です。数多くの世界戦のなかで、特に印象に残る試合を紹介したいと思います。
プロフィール
| 生年月日・プロデビュー | 1967年7月25日・1985年1月18日 |
| 出身地 | メキシコ |
| 身長・リーチ | 165cm・165cm |
| スタイル | 右ボクサーファイター |
| 実績 | WBCミニマム級王者(1990.10獲得) WBOミニマム級王者(1997.8獲得) WBAミニマム級王者(1998.11獲得) IBFライトフライ級王者(1999.10獲得) |
| プロ戦績・アマ戦績 | 52戦51勝(37KO)1分・40戦全勝 |
能力評価
| リカルド・ロペスの能力評価 Ability Assessment 階級:ミニマム級 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 項目 Item | 評価 Rating | ||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| パンチ力 Punching Power | ☆ | ||||
| パンチの速さ Punching Speed | ☆ | ||||
| フットワーク Footwork | ☆ | ||||
| 技術 Technique | ☆ | ||||
| 体力 Physical Power | ☆ | ||||
| 防御 Defense | ☆ | ||||
| 持久力 Endurance | ☆ | ||||
The standard for rating is “3”.
WBCストロー級王座挑戦
初めて世界王者になったのは、日本の大橋秀行を5Rノックアウトに下した試合です。当時は「ストロー級」と呼ばれていました。現在のミニマム級です。
この試合については、こちらをご覧ください。
WBCタイトル5度目の防衛戦。ロッキー・リン戦
ロッキー・リンに2RKOで勝利するのですが、右ストレートからの強烈な左アッパーでリンを失神させました。リンの体が一瞬浮き上がったと言われるほどの強烈なアッパーカットでした。
WBCタイトル7度目の防衛戦。サマン・ソーチャトロン戦
サマンは、のちに1階級上のライトフライ級でWBC・IBF統一チャンピオンになった強い選手です。この選手を得意のコンビネーションで攻めたて、2RでTKO勝利を収めました。
つづきは、後編へ。

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