10.7・IBFミニマム級王座統一戦にのぞむ重岡銀次郎の紹介と試合予想
WBCミニマム級暫定王者の兄、優大と同日で王座統一なるか?
IBFミニマム級暫定王者、重岡銀次郎を紹介
暫定タイトルをとった試合をみての感想になります。重岡銀次郎は、体が強く、左右両方のパンチ力があると思いました。小刻みなフットワークを使いながら自分の距離を保って戦うスタイルです。しかし、まっすぐ突く右ジャブを多く使わず、フリッカー気味の様子を窺うような右リードパンチを使っていましたので、相手が打ってくるのを誘っているような戦い方でした。そのため、頭がくっつくぐらいの距離で打ち合う場面がありました。 右ジャブをあまり多く打たなかったのは、相手の左ジャブに右フックを合わせようとしていたのではないかと思いますが、この試合ではあまりヒットしていませんでした。ただ、踏み込んでうつ左のボディブローが非常に有効で、このパンチが再三にわたって、相手のボディにヒットしていましたのでっ、これが、最終のKOに結び付いた試合でした。
2023.4.16 マーク・クアルト vs 重岡銀次郎
上体の「硬さ」とまっすぐ打つ右ジャブ
気になる点がありました。一番気になる点は、パンチを強く打つ意識からか、フットワークは小刻みに使って、前後によく動いているのですが、上半身に「硬さ」を感じました。ひざの「硬さ」があるのかもしれません。リーチが小さい分、踏み込みと同時にパンチを打つことでリーチの不利を打ち消す戦い方ですので、戦う相手が目のいい選手の場合、カウンターパンチをもらうと、かなり効いてしまうのではないかと感じました。
もうひとつは、まっすぐ打つ右ジャブが少ないことです。相手の打ち気を誘うために、わざと打たないのかもしれませんが、自分の距離を潰されるきっかけになりますので、まっすぐ突く右ジャブは多く出すべきだと思います。
重岡銀次郎プロフィール
| 生年月日 プロデビュー | 1999.10.18 2018.9.25 |
| 出身地 | 日本 熊本県熊本市 |
| 身長・リーチ | 153cm・154cm |
| スタイル | 左ボクサーファイター |
| 実績 | IBFミニマム級暫定王者(2023.4.16獲得) |
| アマ戦績 プロ戦績 | 57戦56勝1敗 ※兄、優大との対戦を断った不戦敗 10戦9勝(7KO)無敗1無効試合 |
能力評価
| 重岡銀次郎の能力評価 Ability Assessment 階級:ミニマム級 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 項目 Item | 評価 Rating | ||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| パンチ力 Punching Power | ☆ | ||||
| パンチの速さ Punching Speed | ☆ | ||||
| フットワーク Footwork | ☆ | ||||
| 技術 Technique | ☆ | ||||
| 体力 Physical Power | ☆ | ||||
| 防御 Defense | ☆ | ||||
| 持久力 Endurance | ☆ | ||||
The standard for rating is “3”.
10月7日、IBFミニマム級王座統一戦の展望
正規チャンピオン ダニエル・パラダレス(メキシコ)との再戦、試合展開の予想
2023年1月の対戦では、偶然のバッティングでパラダレスが試合続行不可能となり、無効試合になっています。今回は、再戦になります。パラダレスは、打ち合いに持ち込もうと、徐々に近づいて、手数を多く出してくると思います。変則な右パンチでボディを攻めて重岡の動きを止める作戦でくるように思います。
重岡は、パラダレスのバッティングに十分注意を払いながら、フットワークを使って、前後に移動しながら、鋭い踏み込みで打つ右ジャブから左ストレート、そして右フックを打つ攻め方が有効になると思います。相手と接近して打ち合いをすると、すべてのパンチをかわすことは難しく、パンチを打たれることがあると思いますので、動きを止めて接近して打ち合うことは避け、重岡が得意とする距離で動きを止めず戦うべきです。
パラダレスと重岡銀次郎の初戦
勝敗の予想
フットワークとスピードに勝る重岡銀次郎が判定で勝つと予想します。
パラダレスは過去にKO負けがありません。
IBFミニマム級正規王者 パラダレスとは
プロフィール
| 生年月日 プロデビュー | 1995年 2014.2.14 |
| 出身地 | メキシコ |
| 身長・リーチ | 160cm・163cm |
| スタイル | 右ボクサーファイター |
| 実績 | IBFミニマム級王者(2022.7.1獲得) |
| プロ戦績 | 31戦26勝(15KO)3敗1分1無効試合 |
2022.7.1 レネ・マーク・クアルト戦
2019.9.7 クリスチャン・アラネタ

[…] 試合前の記事はこちら […]