スピードと技巧の融合、進化する天才、那須川天心と”シュガー・レイ・レナード”

シュガー・レイ・レナードと共通点が多い那須川天心のボクシングスタイル

那須川天心がさらにレベルを上げるために、レナードのボクシングが非常に参考になると思います。那須川の動きを見ていると、すでに、本人はレナードのボクシングを見ているのかもしれません。

80年代のレジェンド”シュガー・レイ・レナード”を紹介!

80年代、ミドル級をマービン・ハグラーを中心に、名ボクサーがそろっていました。

”ヒットマン”トーマス・ハーンズ

”石の拳”ロベルト・デュラン

”シュガー”レイ・レナード

那須川天心のボクシングをみていると、レイ・レナードを思いだします。両者とも、フットワークで相手との距離をコントロールし、スピードあるパンチを速射砲のように放つ、ボクサーファイタースタイルで、共通点が多いようにみえるのです。

那須川は、プロボクシングのキャリアはまだ浅く、レナードの領域に達していませんが、そのレナードのスタイルは、これから那須川が世界トップ選手としてキャリアを続けていくために非常に参考にできると思います。

シュガー・レイ・レナードのプロフィール

生年月日
プロデビュー
1956.5.17
1977.2.5(6R判定勝利)
出身地アメリカ合衆国
身長
リーチ
178cm
188cm
スタイルオーソドックス
プロ戦績40戦36勝(25KO)3敗1分
実績1976年モントリオールオリンピック金メダリスト
WBCウェルター級王者(2度獲得)
WBAウェルター級王者(WBC王座と統一)
WBCスーパーウェルター級王者
WBCミドル級王者
WBCライトヘビー級王者

レナードの名勝負

1980年11月25日
WBCウェルター級タイトルマッチ
王者 ロベルト・デュラン
VS
挑戦者 レイ・レナード

WBCウェルター級タイトルをデュランに奪われたレナードが、ダイレクトリマッチに臨み、タイトルを取り返した試合です。レナードが距離をコントロールした試合でした。腕をぐるぐる回してからパンチを放つところは那須川にもみられる動作です。

1981年9月16日
WBA・WBCウェルター級王座統一戦
WBA王者 トーマス・ハーンズ
VS
WBC王者 レイ・レナード

15回戦で行われた試合でした。

ハーンズ優勢で試合が進みましたが、ハーンズに疲れが見え始めた後半、徐々にレナードが巻き返し14ラウンドついにハーンズを捉え、TKOでレナードが勝利しました。

1987年4月6日
WBCミドル級タイトルマッチ
王者 マービン・ハグラー
VS
挑戦者 レイ・レナード

数々の名勝負を演じてきたレナードでしたが、さすがにミドル級の帝王ハグラーには勝てないだろと思っていましたが、この試合もレナードが距離をコントロールし、スピードとパンチの回転力でハグラーの強打を封じ、2-1の判定でレナードが勝利しました。那須川にとって、非常に参考になる試合だと思います。


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