帝拳ジムの那須川天心のトレーナーは2階級を制覇した元チャンピオン粟生隆寛!
当時史上初のアマチュア高校6冠、WBCフェザー級、スーパーフェザー級、2階級制覇の元王者。現役時代、サウスポーのテクニシャンボクサーであった粟生隆寛が那須川を指導!
那須川天心のトレーナーを務める粟生隆寛は、元々、帝拳ジムに所属する選手で、WBCのフェザー級とスーパーフェザー級、2階級を制覇しています。アマチュアボクシングの時代から、高校6冠を達成するなど、大変有名な選手で、鳴物入りでプロ入りしました。サウスポーのテクニシャンであった粟生隆寛は那須川天心のスタイルに共通したところがあると思いますので、那須川天心のトレーナーとして適任であると思います。
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粟生隆寛のプロフィール
| 生年月日 プロデビュー | 1984.4.6 2003.9.6(2RTKO勝利) |
| 出身地 | 日本・千葉県市原市 |
| 身長 リーチ | 169cm 173cm |
| スタイル | サウスポー |
| プロ戦績 | 33戦28勝(12KO)3敗1分 |
| 実績 | 高校1年 高校選抜バンタム級優勝 高校2年 高校総体バンタム級優勝 国体バンタム級優勝 選抜大会フェザー級優勝 高校3年 高校総体フェザー級優勝 国体フェザー級優勝 元WBCフェザー級王者 (2009.3.12) 元WBCスーパーフェザー級王者 (2010.11.26・3度防衛) |
粟生隆寛、現役時代のファイトスタイル
粟生隆寛はサウスポー構えで、カウンターを取ることが非常に上手い選手でした。体のバランスがよく、多彩なパンチをバランスを崩さずに打ち、相手のパンチは距離と上体の動きではずして、すかさず打ち返すという、「きれいなボクシング」をする選手でした。ただ、百戦錬磨のキャリアがあって、変則的なボクシングをする選手にリズムを狂わされると守勢にまわることがありました。
WBC世界フェザー級タイトル獲得
王者オスカー・ラリオスを2度目の挑戦で判定で下す!
粟生が初の世界タイトル獲得!
2009年3月12日、2度目の世界タイトル挑戦でした。1度目はオスカー・ラリオスに2-1の判定で敗戦した粟生でしたが、2度目は意地を見せました。粟生はロープを背負うことがあまりなく、ラリオスと真っ向勝負となり、リング中央で撃ち合う場面が多かったように思います。この試合、3-0で勝利した粟生が初の世界タイトルを獲得しました。
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
王者ビタリ・タイベルトを3-0判定で下し2階級制覇達成!
2010年11月26日、2階級制覇をかけてドイツのビタリ・タイベルトが持つWBCフェザー級タイトルへ挑戦した試合です。3ラウンドに王者からダウンを奪いました。
世界ライト級王座への挑戦
WBO世界ライト級王座をかけた同級4位レイモンド・ベルトランとの対戦
WBOライト級王座決定戦として、ベルトランと対戦しました。ベルトランが前日計量で体重オーバーとなったため、粟生が勝った場合のみタイトル獲得となるという変則ルールで試合が行われました。結果は、2ラウンドにベルトランの右ショートストレートを顔面に被弾、粟生がダウンしました。何とか立ち上がったものの、ダメージが明らかで、ベルトランの攻勢でロープ際に詰まった粟生にベルトランが連打を浴びせたところでレフリーが試合を止めました。粟生が2ラウンドTKO負けとなりましたが、後日、ベルトランに禁止薬物が検出されたことで、結果が無効試合へ変更となりました。粟生の3階級制覇はなりませんでした。

[…] 一方、那須川天心は、2022年、東京ドームでK-1出身の武尊戦を最後にキックボクシングからボクシングへ転向しました。ボクシング名門帝拳ジムに所属し、2階級を制覇した粟生隆寛をコーチに5戦全勝2KOと着実に白星を重ね、WBOアジアパシフィックバンタム級王座を獲得しています。 […]